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ベストな体重をきちんと把握していますか?その子にとってのベストな体重は骨格や体型によっても異なり、必ずしも標準体重=ベスト体重ではありません。きちんとベストな体重を把握し、体重管理を行っていきましょう。
などなど、体重オーバーや肥満、体重管理のお話やお悩みって本当によく耳にします。実際に心当たりのある方がいらっしゃるのではないでしょうか。
過剰な体重は前回の記事「仔犬の骨格の成長や膝蓋骨、股関節など骨格や関節に関するお話」にも書かせていただいたとおり、骨、軟骨、筋肉など骨格全体にとって負担となるばかりでなくポンプのような働きで体に血液を運ぶ心臓や栄養管理・免疫管理・消化管理などなど様々な働きをつかさどる肝臓などをはじめとする身体の中の様々な内臓器官や血液などを通し運ばれる酸素や栄養、酵素、身体を守る免疫のシステムなどを支える血管に負担となってしまうことがあります。
そのことから日頃の健康を考えていく上できちんとした体重管理は必要不可欠なものでとても大切になります。
体重管理にボッシュライトフードただ体重管理とは言っても食事や日常生活を少し変えるだけですぐにベスト体重になってくれる子もいれば、なかなか体重を管理してあげることが難しい子もいます。
また去勢や避妊によってホルモンのバランスが変わり体重が増加してしまった子の場合、身体を支配するホルモンの働きとの関係が深いことから体重管理が難しい場合もありますので、簡単に「体重を落としましょう」と言っても一筋縄ではいかないこともしばしばです。そんな中、体重が明らかに過剰な状態で、急に運動を増やすことで体重を落としていこうとしてしまうと、過剰になってしまっている体重の分を筋力だけでは支えきれず、骨格に大きな負担となってしまい、体重を落としてあげようとしたことが逆にトラブルを誘発してしまうことにつながることもあります。
また食事でダイエットをする場合でも、食事の量を日常生活などに合わせ少し調節してあげることは問題ないのですが、極端に食事の量を少なくするなどの制限をしたり、摂取カロリーだけを極端に抑えたりしてしまうと、身体は本来必要な栄養が入ってこないため代謝活動などを低下させることで少ない栄養量でも最低限必要な活動を維持できるよう省エネ型の体質になってしまい、リバウンドしやすくなったり、なかなか痩せることが出来ない状態につながりやすくなることがあります。
また食事でダイエットをする場合でも、食事の量を日常生活などに合わせ少し調節してあげることは問題ないのですが、極端に食事の量を少なくするなどの制限をしたり、摂取カロリーだけを極端に抑えたりしてしまうと、身体は本来必要な栄養が入ってこないため代謝活動などを低下させることで少ない栄養量でも最低限必要な活動を維持できるよう省エネ型の体質になってしまい、リバウンドしやすくなったり、なかなか痩せることが出来ない状態につながりやすくなることがあります。
また、太ることを気にしすぎ、太っていないのに食事量を制限してしまったり、食事の栄養価を落としすぎてしまうと同じように省エネ型の体質になってしまい、注意していたのにちょっとしたキッカケですぐに太ってしまうという逆に太りやすい体質を作ってしまうことにつながることがありますので注意が必要です。
◎あまり食べないのに&食事以外の食習慣
食事にあまり興味を示さず出された食事を残すことが多かったり、あまり食事を喜んで食べずいつも食事量が少ない子などの場合、元々身体がたくさんの栄養を消費しない体質になっていることがあります。
このタイプの子の場合、食事量が少なくても痩せたり元気がなくなってしまうなどがなければ、少ない量の食事から得られている栄養で身体の活動をきちんとまかなうことができています。そのため、あまり食べないからと食べてくれるものばかりをあげてしまったり、喜んで食べてくれるものを次から次へとあげてしまうと元々はあまり食べず少ない栄養量で身体を活動させているタイプであるがゆえに、摂取栄養量が多くなり過ぎたり、栄養バランスが乱れてしまい、食べない子なのに太ってしまうというアンバランスが起きてしまうことがあります。
また栄養バランスの乱れからトラブルにつながることもあります。 元々食べる量が少なく、痩せてしまったり元気がなくなってしまうなどがなければ、少ない食事量がその子にとってベストな栄養量と考えられますので、食べなくなる度、食べてくれるものを選んであげてしまったり、おやつばかりをあげてしまうなどがないよう注意することが必要です。
また食事で出されるものは食べないけれど、おやつなどの間食や人間の食事を食べるなどがみられる子の場合、それに合わせて好むものばかりを与えていると、えり好みや食のワガママの悪習慣につながり、イザきちんとした食事を摂らなければいけない状況になったときに、食事を食べてくれず、困った事態になってしまうことがあったり、栄養バランスの整っていない食習慣が継続的に続いてしまうことで、過剰な体重の増加や体型の崩れ、皮膚などをはじめとする様々なトラブルにつながってしまうこともあります。
また、季節が暖かくなったり暑くなるタイミングなどで食欲が低下することがありますが、痩せてしまったり、元気がなくなってしまうなどがなければ(痩せてしまったり、元気がなくなってしまう場合は栄養不足や健康トラブルなどが考えられますのでこの例には該当しません。)一時的な食欲の低下である場合が多く、このタイミングで無理に食べさせたり、食べるものばかりをあげてしまうことも過剰な体重の増加につながる場合があります。
また、気温が高くなってくると体温と気温の差が小さくなるため、体温を維持するための基礎代謝量が少なくなります。体温を維持するための基礎代謝は摂取した栄養を最も使う身体の活動です。摂取した栄養を一番消費する基礎代謝量が少なくて済むようになる時期は、それに合わせ身体が必要とする栄養量も少なくて済むようになるため、身体が必要としている栄養量の低下に合わせ自身が摂取する栄養を調整するために一時的な食欲の低下が見られる場合もあります。
この身体が消費する栄養の少なくなっているタイミングで食欲の低下が見られない子の場合、普段と同じように食べていると逆に体重が増加してしまうキッカケになってしまうこともありますので、上記のタイミングに当たると考えられる場合は、食べてくれるものを選んできて無理に食べさせてあげてしまったり、おやつばかりをあげてしまうなどがないよう注意が必要です。
元気はあるのに急に食欲が低下してきたなどが見られた場合には、食欲がなくなってきたタイミングの理由をある程度きちんと見極めてあげることがとても大切になります。
一概に体重管理と言ってもそれぞれの体質や日常の生活形態も違いますので、こんな方法なら必ず大丈夫ということはないですが、ダイエットが負担となることのないよう注意していくことやダイエットのタイミングをはかっていくことが大切です。
◎食事の栄養バランスと適度な運動がカギ
運動の面では、体重が過剰な状態の場合骨格への負担に注意してあげる必要がありますので、急に運動量を増やしたり、激しい運動を取り入れたり、お散歩の時間を極端に長くしたりするのではなく、徐々に身体を慣らしながら少しずつ運動する機会や時間を調節し、継続して適度な運動を取り入れていき、身体に無理をかけない環境でたくさんの栄養を消費していける体質作りをしていくことが大切です。
お散歩の距離や時間もダイエットのために「よ~しッ今日からダイエットのために頑張るぞォ~」と突然長距離・長時間にしてしまうのではなく、状態に合わせ徐々に調整してあげると骨格にも負担となりにくくなります。 適度な運動は絶対的に必要ですが、身体に過剰に蓄えられた脂肪などは、運動だけのカロリー消費で落としていくことは難しく、あまり過剰に運動を取り入れていくことは骨格のトラブルにつながってしまうこともありますので、それぞれの状態に合わせ食事での調整と併わせながら適度な運動を継続的に行っていくようにしましょう。
食事の面では、食事の量で調節するのではなく、摂取する栄養バランスに気をつけてあげることで代謝活動を低下させるなど省エネ型の体質につながらないよう注意してあげることが大切です。 食事量が極端に減ってしまうと摂取する栄養量は少なくなり一時的に体重が落ちることはありますが、本来ある程度の摂取量が必要な身体が活動していくのに欠かすことができないビタミン類やミネラル類などの微量栄養素などの摂取量も一緒に減ってしまい、身体の基礎的な活動が鈍くなり摂取した栄養を消費し切れなくなるばかりか、身体に過剰に蓄積してしまっている脂肪などを燃焼させられず、いつまでたっても体重が落ちなくなってしまったり、リバウンドしやすい体質になってしまうこともあります。
身体は様々な栄養素を使い代謝活動を行っています。そのことから体重を管理していってあげる上でも、きちんとした栄養バランスを保つことが有用になります。様々な栄養をバランス良く摂取することで代謝活動が高まると、身体がたくさんの栄養を消費するようになります。 その結果、摂取して余った栄養分や身体に蓄えてある過剰な脂肪などをきちんと消費できるようになり、体重の管理もしてあげやすくなります。 さらに代謝活動を高めてあげることは身体が栄養をきちんと消費しやすい体質になっているので、継続的な体重管理の点でも有用になります。
先にも書いたとおり、食事の面では摂取する栄養のバランスに注意してあげることが大切です。 ボッシュフードの中ではハイプレミアムライトフードが、代謝活動を活発に行っていくための栄養をバランス良くしっかり摂りながら脂肪分の摂取を抑えることで活発な代謝の状態を保ったり、作ったりしながら摂取した栄養の消費や身体に過剰に蓄えられた脂肪などをきちんと燃焼させながら食べていくのに向いています。
しっかりしたダイエットを行う場合は単品で食べていただき、少しだけ体重を落としたいという場合は、通常の食事にライトフードを混ぜる割合を調整しながら食べてもらうと良いと思います。 またほんの少しのダイエットならシニアフードやベジタリアンミックスフードを単品や少量混ぜながらご活用いただくと良いと思います。
フード選びに迷われたり、わからないことなどがございましたら、いつでもお気軽にご相談くださいね!
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