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「虫が苦手」という方にとっては、春から夏にかけて虫たちの活動が活発になってくると嫌な気持ちになることが多いのではないでしょうか。そんな虫たちの中でもワンちゃんやネコちゃんにとって避けたい虫であるノミやダニの活動も活発な時期になります。

ノミはワンちゃん、ネコちゃんなどの身体に寄生し、身体に傷をつけて血を吸います。ノミに血を吸われ身体に傷ができるとワンちゃんやネコちゃんにとってはとても痒く、傷の部分を掻かずにはいられなくなり口や手足を使い、掻いてしまいます。傷を掻いてしまうと最初にできた傷をさらに大きくしてしまったり、深くしてしまうなどして傷の状態をより悪化させてしまうことがあります。たくさんのノミに寄生されると、身体のいたるところで血を吸われてしまうため、痒みが全身に及び身体や心の大きなストレスとなります。痒みが酷いと精神的に落ち着かなくなったり、睡眠をとることすら出来なくなり、健康状態悪化のキッカケとなってしまう事もあります。

またノミが血を吸ったときや身体を移動するときなどに出るノミの唾液や糞などに対して免疫の働きが過剰反応してしまい、ノミアレルギーとして症状があらわれると厄介なトラブルにつながることがあります。元々ノミに対するアレルギーは様々なアレルギーの中でも一番多いアレルギーの種類といわれ、寄生しているノミの数に関係なく(1匹でも起こることがあります)アレルギーの症状を発症することがあります。また、ノミに寄生する寄生虫や細菌などによるトラブルの危険もある虫です。

◎ダニは様々な病気や細菌感染などを媒介する危険のある怖い害虫です。

ダニは山林、河原、河川敷、雑木林、空き地などなど、草木のある環境下で生活し、宿主となるワンちゃんやネコちゃんなどが通るのを待ち構え、ワンちゃんやネコちゃんが通った時に身体に素早く移ります。身体に移った後、耳や目の周り、わきの下など、身体の比較的柔らかい部位に付き吸血活動を始めます。吸血活動をしているダニは口顎頭部を皮膚に食い込ませ接着効果のある唾液のようなもので、自らを寄生した身体に固定して血を吸っていますので、吸血中のダニを無理に引き離すと口顎頭部が皮膚上に残ってしまい化膿などを引き起こすことがあります。ダニは麻酔効果のある唾液を出しながら吸血するため、吸血中にワンちゃんやネコちゃんに痒みや痛みを感じさせません。そのためワンちゃんやネコちゃんが気がつかないうちに断続的に血を吸われてしまいます。またワンちゃんやネコちゃんによっては血を吸う際に使う唾液に対するアレルギーを引き起こすこともあります。

ダニには数多くの種類があり寄生する種類により媒介する病気も変わり病気感染による健康トラブルや皮膚などのトラブルにつながることもあります。マダニは犬バベシア、ライム病など死に至ることもある病気を媒介する危険もあります。犬バベシアはバベシア原虫がダニの吸血時にワンちゃんの体内に入り込み感染します。以前は九州や四国を中心とした西日本で発生していましたが、現在では東日本でも発症がみられるようになっています。

様々なトラブルを引き起こすノミやダニは、ワンちゃんやネコちゃんにとって避けたい寄生虫です。特に気にかけていない場合、お薬などとは違う方法で対処されている場合、何もお使いになられていない方法で対処されている場合、時期により殺虫や忌避効果のあるお薬をお使いになられている場合など、各ご家庭で様々な対処をされている事と思いますが、どのような対処方法をとられている場合でも日頃から身体をチェックするようにし(冬でも寄生されることはあります) 草木のあるところを歩いた時などは念入りに身体をチェックしてあげてください。また、予めノミやダニが寄り付かないように、生活環境をより清潔にしてあげることもとても大切になります。生活環境やご家庭にあわせ予防していくことや、お散歩などの際にちょっと心掛けておくなども大切になりますので、虫に負けず日常生活やお出掛け、お散歩などを楽しんでくださいね!

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